今季adidasが展開している、ユベントスのレジェンド『アレッサンドロ・デル・ピエロ』とのトリビュートラインより、シーズン後半戦用のプレマッチシャツが登場！
斬新なグラフィックが注目度大なデザインは、クラブの偉大なるレジェンドへオマージュを捧げる1枚。

デル・ピエロと言えば、その芸術的なプレースタイルから”ファンタジスタ”と形容されるように、ピッチで表現される美しくエレガントなプレーが印象的。
そして、その華麗なプレーに魅了されたのが、フィアットグループの元名誉会長にしてユベントスの元オーナーであるジャンニ・アニェッリ。
アニェッリは、デル・ピエロのプレースタイルを芸術に例え、イタリアの著名な画家であるピントゥリッキオにちなんで「イル・ピントゥリッキオ（小さな画家）」と呼んでいたようです。
そんなエピソードをインスピレーション源とし、ルネサンス期の画家であるピントゥリッキオが描いたフレスコ画のようなグラフィックを全面にデザイン。デル・ピエロへオマージュを捧げる1枚が誕生しました。

では、デザインを詳細に見ていきましょう。
正面にはデル・ピエロのゴールセレブレーションとして有名な『舌出し』を象徴的に配置。
“デル・ピエロ・ゾーン”と呼ばれた、ペナルティエリア左45度付近からの弧を描く美しいゴールの後、両手を広げて舌を出す歓喜のパフォーマンスを覚えている方も多いハズ。

背面には、長年背負ったNo.10を陰影を付けて彫刻風にデザイン。
よーく見ると、ヒビなどの細かな部分まで丁寧に描かれており、細部まで拘ってグラフィック化されているのが分かります。

さらに、背面上部にアーチ状に入った『12/09/1993　20/05/2012』は、ユベントスでのデビュー戦である1993年9月12日（セリエA 1993-94 第4節フォッジャ戦）から、最後の試合となった2012年5月20日（コッパ・イタリア 2012決勝 ナポリ戦）迄を意味する数字。感慨深いものがあります。

左袖にはデル・ピエロの「ADP10」ロゴと「サインプリント」入り。これはファンとしては嬉しいポイント。
また、右肩や腰あたりにはクラブエンブレムを配置。このデザインの中では控えめな位置づけですが、フレスコ画風のグラフィックとも上手くマッチしており、意外と満足感の高いポイントではないでしょうか。

と、デル・ピエロのプレーのように美しいグラフィックがふんだんに盛り込まれた傑作的1枚。
販促美術として作製されたであろう壁面の油絵や舌出しの胸像などからも、本プロダクトに対する力の入れようが見て取れます！

ユベントス、デル・ピエロ、イタリア代表がお好きな方はもちろん、セリエA好きやフットボールプロダクトコレクターにもオススメしたい、まさにファンタジスタ級のプレマッチシャツ。
荘厳さすら感じさせる美しきグラフィック、是非チェックしてみてください！

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